戒名 葬儀

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戒名 葬儀

住職の一日

2018/01/05 戒名 葬儀

戒名とは戒律を心していくことによって仏法に帰依し、仏の弟子になった証しとしての名前を授かります。それが「戒名」です。
本来は生前に「戒名」をもらうのが原則なんですが、檀家制度が確立してからは、死後に戒法(戒律の根本)を授けられて、葬儀の引導作法の中で受戒して「戒名」をもらうことが一般的になっています。
 お葬式というのは、本来は亡くなった人をあの世に送る儀式ですが、仏教で「あの世」へ送るといえば、極楽浄土、密厳国土へ送ることになります。そこが死後に行く最も死者にとって素晴らしい、幸せなところだからです。そのためには、まず亡くなった人を仏教の帰依者にしなければなりません。仏さまの弟子にして、仏さまとの縁を結んで、間違いなく仏さまのもとへ行けるようにしてから、
あの世に送り出すわけです。
 お葬式において死者に戒律を授けるのは、その人を仏教の帰依者にするためなのです。そのことを「戒法」というのですが、その「戒法」をいただくと、その証しとして「戒名」を授かるのです。ですから葬儀というものは、死者と生者の別れの儀式であると同時に、死者を仏弟子として無事に仏さまのいらっしゃる浄土に送るための儀式なのです。それが葬儀というものの根本です。そういう意味で、昔は葬儀のときには死者の頭を剃りました。女の人でもちゃんと頭を剃って、つまり剃髪することによって、仏さまの弟子になったということの証しとしたわけです。
 仏教でのお葬式と戒名には、そのような意味と形式があることを知っていただけたらと思います。眞言宗 誠願寺
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