三宝荒神 災害 

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三宝荒神 災害 

住職の一日

2022/09/29 三宝荒神 災害 

三宝荒神

民間信仰から出たかまどの神であった。神道では道祖神、奥津彦命、奥津姫命を 荒神として祀っている

仏教では仏・法・僧の三宝と 伽藍の守護神としている、ですが諸説があります。

 

一つは、家々に荒神を祭ることは、役行者から始まったと言われています。人皇四十一代持統天皇の後代に、役行者が、大和の国大峰山で念誦

修行中その時に、吾々は三宝護持の荒神である。常に修行者をたすけ、不信で怠ける者を罰するから、荒乱神という。また、吾々には、若干の使者があるが、世には罪人が多く、護持するに足る者が少ないのは、全く嘆かわしいことである。汝、もし私の真実の姿を知りたければ、 この七岫 しゅう 七谷の山がそれであると言って、たちまち地中に姿を消したとあります。すなわち、この伝説が如来荒神 で、三宝荒神であるという。 三面六臂(八面八臂もある)。荒々しい忿怒相で、頭に宝冠をかぶり、六臂で右の第一手に独鈷 、第二手に蓮華、第三手に宝塔を持ち、左の第一手に鈴、 第二手に宝珠、第三手に羯磨(密教の修法具)を持って いる。 本来は、衆生の福徳を奪い、妨げる神とされているが、民間では、①不浄浄化②厄除け除災③除病④ 火難除去⑤仏教守護等の功徳があるとされ る。 修験道の役行者 えんのぎょうじゃ (役小角)が金剛山で感得した六臂の荒神は、仏・法・僧の三宝の守護神であり、悪人を罰し、 善人をたすける神とされる。 不浄を嫌い、火は一切のものを焼き払って清浄にするものとして、多くは関西地方で家庭の台所や、かまどの上に荒神棚を造って祀っています。

 

このところ災害が多く水難や自然災害、火災も又この時期なら珍しく続出しているようにと思います。又は子供の災難も続出している

その中で本日、三宝荒神の由来等を知って頂けるようにと記載致しました。

 

又このところ、ご信徒様の中で三宝荒神をお祀りしたいと言った方々の声も最近は増えております。

 

 

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