病気祈願

前にもお話しさせて頂きましたが、非常に癌病の祈願が多く思います。

10年以上前の話しですが、当病平癒のご祈願にこられた方が、

なぜ私だけこんな不幸なのでしょうか？

今回の病気も癌と宣告され、余命数ヵ月と言われ、私は何の為に生まれて来たのでしょうか？

いろいろと話してその都度ご返答させて頂きましたが、

正直、慰めの言葉だけでした。一時間ほど会話して、その方が言われた事、

最後に神仏にすがる、おそらくここが最後と思いますと言われた事に

私は、病や波乱な人生を送られて本当に苦労だと思いますが、最後に神仏出会う事が出来る

素晴らしいと思いますよとお伝えしました。その方は、そうですが……と言われ帰られました。

数週間後に来られた時にその方は、神仏に出会われたかの如く

明るく素敵な表情をされて居られ

私は、ご祈願後如何ですか、神仏に出会う事が出来ましたかとお聞きしました。

病気になって逆に幸せを感じる事が出来ました。

人からの愛情を貰う事が出来ました。自分が人に優しくなる事が出来ました。

命の大切さと重さを感じる事が出来ました。

これが、神仏に出会う事ですねと言われました。

私は、そうですね❗御加護ですねとお答えし

その方は、一ヶ月に一～二度お参り来られ数年はお元気なお顔を見せて頂き

その後、病状が急変し他界されました。他界されたその時は、好きな食事をされ

好きなところに行って、家に帰って倒れられそのまま意識が戻らずだったそうです。

担当の医師が、不思議な患者でしたと言われたそうです。

その方は、最後に神仏に出会い数年でしたが、幸せを感じて行かれた事と思います。